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    4月22日

    望江楼公園―成都雑感〔78〕―

     

     先日「蜀南竹海」に行ったので、成都市内で竹といえば望江楼公園(内外の約140種の竹が植えられている)が一番で、今回はこれを紹介します。望江楼公園は市中心の天府広場の東南約4kmに位置し、東を錦江に臨んで南北に長く、11.8haを占めます。北が文物保護区(北大門)で、南が園林開放区(西・南大門)です。文物保護区(望江楼古建築群―2006年全国重点文物保護単位指定)の開園時間は8時~18時で、入園料は20元です。最寄りのバス停は望江楼公園站(北大門)で、19路(金沙車站~和平小区站 草堂北路・青羊宮経由)・35路(三聖寺站~郭家橋北街站 草堂北大門・青羊宮経由)・335路(武科東三段站~郭家橋北街站 武侯祠経由)が停まります。

     北大門を入ると、前方に竹の林が広がります。写真1はその中央の道を撮ったものです。写真に見える緑色板は竹の説明版で、名称(中国名・英語名)と説明(中国語)が簡潔になされています。また、左手に行くと、成都市を縦断するシンボル的な川、錦江に沿った柳の道に出ます。保護区内でも、説明版のある竹は確認できただけでも、観音竹・牛児竹・大明竹など50種以上に及びます。園林とのを合わせ、竹の植物園といってもいいでしょう。

     
     
     
     

     「瀆竹苑」と呼ばれる竹と石の庭園を過ぎると、右手に薛涛紀念館があります。ここは唐代の女性詩人薛涛(768831年)の事績を展示してあるところです。往事のものは残っていませんから、主として文献から彼女をたどっています。薛涛は唐の都長安(現陝西省西安市)生まれとされ、官吏の父に従い成都に移住し、父の死後に困窮し、妓女になりましたが、その詩才が認められ、女性詩人として名声を博し、白居易をはじめとする当代の詩人と親交を持ち、成都に骨を埋めました。唐代随一の女性詩人として知られています。

     写真2は薛涛ゆかりの薛涛井です。薛涛箋という原稿紙を成都の井戸の水で薛涛は作ったとされています。これにより、明代初期から中期に当時の蜀藩王がこの井戸の水で薛涛箋を模して作ったところから、これを薛涛井と呼ぶようになったとのことです。

     薛涛井の左手(南)に浣箋亭があります。薛涛を記念するために、清代の1814(嘉慶19)年に建てられ、現在の建物は1898(光緖24)年に再建されたものです。井の正面前方(東)には濯錦楼と崇麗閣(望江楼)があります。左(北)の濯錦楼も浣箋亭と同時期の建物です。これらの建物群の中央の空間に大木が天にそびえています、この根元に「崇麗」の字を石刻した巨石が置かれています。この字は書聖王羲之の字を集めたものです。

     
     
     
      写真3が保護区の中心の建物の崇麗閣、すなわち望江楼です。写真は閣の南側にある吟詩楼への石段上から撮ったものです。右手が錦江になります。楼は高さは27.98mで、4層からなり、下2層は四角で、上2層は八角です。1886(光緖12)年に修築され、1889(光緖15)年に完成しました。晋代の文学者左思『蜀都賦』の一句「既麗且崇 実号成都」から名付けられた閣です。なお、この閣の四囲にはライトアップ施設が設けられています。
     
     
     

     望江楼は最上階の4階まで上ることができます。眼下には錦江を望め、川が南東から南西へと流れを変えていくことが見えます。北の方が成都市の中心部で、今ではビルやマンションが林立しています。写真4は、最上階ではなく、3階から北へと錦江と濯錦楼を望んだもので、崇麗閣の緑色瑠璃瓦と反り返った金宝鴟尾が見えます。以上、崇麗閣(望江楼)・濯錦楼・吟詩楼・浣箋亭が清代末期の古建築です。 

     
     


    コメント (3 件)

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    锦官 君さんの投稿:
    とにかく訪問前の想像以上に進んでいるのだ。
    成都市は自家用車の保有比率は全国第三位
    知り合う誰と逢っても、車で送り迎えはあたりまえ。完全に車社会といってもよいだろう
    レベルの高さではなくて、一般市民のファッションに対する意識の広がりという意味では
    とにかく道行く人がオシャレなのだ

    不好意思@@
    4 月 23 日
    锦官 君さんの投稿:
    内陸を疑う 成都紀行 http://asianet.cocolog-nifty.com/nippon/2006/05/index.html

    驚きのファッション先進地
    4 月 23 日
    锦官 君さんの投稿:
    你和东京小猪一样,令人感动,令人佩服。
    4 月 23 日

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